ソーテルヌの1級シャトー、再び!!
前回飲んだシャトー・ギローに続いて、今回もソーテルヌの格付け1級シャトー。シャトー・スデュイロー です。
前回飲んだシャトー・ギローは2004年のものでしたが、今回のシャトー・スデュイローは1997年のものなので、より熟成が進んでおり、色はしっかり琥珀色。香りはアプリコットジャム、熟した洋梨、パイナップル。口に含むとフローラルな蜂蜜のトロリとした甘みと共に、オレンジピールの清涼感ある果実味が広がります。骨格のしっかりした重みのあるワインですが、キレの良い酸味があり、スッキリ飲めるワインです!食前、食後にもこれだけでグビグビ飲めちゃいますね!
さて、そんなワインに合わせるために、今回は白桃を白ワイン、オレンジ果汁、桃果汁などでコンポートにしてみました。
甘みと酸味のバランスも今回のワインに合わせるのに丁度いい仕上がりになりました。またもてもフルーティーな味わいが食後のデザートにもってこいです!
レシピは次回ご紹介します!
アプリコットのデザート
今回はシャトーギローに合わせたアプリコットのデザートのレシピをご紹介します。
デザートの構成
⚪︎アプリコット入りクレームダマンド
⚪︎アプリコットのシャーベット
⚪︎アーモンドのクリーム
レシピ
⚪︎アプリコット入りクレームダマンド
・バター 50g
・粉糖 50g
・アーモンドパウダー 50g
・小麦粉 10g
・卵 50g
・アプリコット 4ヶ
・アプリコット 302g
・レモン果汁 14g
・バニラ 1/2
・砂糖 92g
ペクチン 4g
⚪︎アプリコットのシャーベット
・アプリコット 665g
・水 115g
・スクロース 130g
・ブドウ糖微粉末 80g
・安定剤 3g
⚪︎アーモンドのクリーム
・アーモンドミルク① 250g
・生クリーム(35%) 75g
・レモン果汁① 5g
・レモン果汁② 5g
・ハチミツ 5g
・アーモンドミルク② 5g
作り方
⚪︎アプリコット入りクレームダマンド
1.アーモンドパウダー、薄力粉、粉糖を合わせておきます。
2.常温に戻したバターに1 と卵を3回ずつに分けて交互に加えます。
3.シリコンマットを敷いた鉄板に型(15㎝×15㎝)をおいて、半分のアーモンドクリームを塗り広げます。
4.8等分にしたアプリコットを並べます。
5.残りのクレームダマンドをアプリコットの上に塗り広げます。
6.170℃のオーブンで約20分焼きます。
1、アプリコットをミキサーにかけピューレにします。
2、ピューレにしたアプリコットにバニラ、レモン果汁、砂糖①を加え火にかけます。
3、沸いたらペクチンと砂糖②を加え、再び沸かします。
⚪︎アプリコットのシャーベット
1、砂糖の一部を安定剤と混ぜておきます。
2、水、糖類でシロップをつくります。
→40℃で糖類を加えます。
→50℃で砂糖と混ぜた安定剤を加えます。
3、85℃まで加熱します。
4、4℃まで冷やします。
5、ピューレ状にしたアプリコットを加えます。
6、アイスクリームマシンにかけます。
⚪︎アーモンドのクリーム
1、アーモンドミルク①、生クリーム、レモン果汁①を湯煎にかけ、約1時間煮詰めます。
2、レモン果汁②、ハチミツ、アーモンドミルクを加えます。
3、シリコンマットの上に2㎜の厚さに
塗り広げ冷凍します。
4、冷凍したクリームを15㎝×7㎝の大きさにカットします。
盛り付け
1,アーモンドクリームを15㎝×2.3㎝の大きさにカットします。
2、1に冷凍してカットしておいたアーモンドのクリームを乗せ、解凍させます。
3、皿にアプリコットのマーマレードを置き、その上に2をのせます。
4、シャーベット、フレッシュのアプリコットを盛り付けます。
完成〜
ソーテルヌの貴腐ワインとアプリコットのデザートのペアリング
今回ソーテルヌの貴腐ワイン、シャトー・ギローに合わせて今が旬のアプリコットをたっぷり使ったデザートを作りました。
ではさっそく実食。まずはワインから。
色は美しいゴールド。アプリコット、パイナップルなどのトロピカル系の甘い香りにオレンジピールのアロマが混ざる。
口に含むとハチミツ、白い花の蜜の芳醇な甘み。それを追いかけるようにハーブの香りが鼻を抜ける。柑橘系の酸味があり、とてもバランスのいいワインです。そして美しい余韻が長く続きます。
今回、貴腐ワインとのバランスを取るためにデザートは通常のワインに合わせる時よりも少し甘めに作りました。
ワインと一緒に食べてみると、貴腐ワイン独特の甘みが、デザートのアプリコットの余韻を引き立てます。デザートの甘みが口に残った状態でワインを飲むと、ワインの持つさわやかな酸味がハッキリ現れます。
今回飲んだシャトーギロー 2004年。ワインの実力も間違いないですし、デザートとのペアリングもバッチリでした。機会があれば別のヴィンテージも飲んでみたいですね。
貴腐ワインは抜栓してからも長く持つので、毎晩チョビチョビ飲むのにもオススメです!
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ソーテルヌの貴腐ワイン
みなさん、こんにちは!
前回のペアリング、桃のデザートは我ながらかなりいい出来だったのですが、ワインのチョイスがイマイチで、若干不完全燃焼でした。
そんな訳で次は外せないな!と、意気込んで選んだワインがこちら
世界三大貴腐ワインの産地の1つ、ソーテルヌの格付1級シャトーです。ソーテルヌといえば言わずと知れた貴腐ワインの王様シャトーディケムが有名ですが、実はこのシャトーギロー、シャトーディケムの隣に位置しているんです!!そんな恵まれたテロワールから生み出されるこのワイン。今から飲むのが楽しみで仕方ありません。
デザートのアイディアもどんどん出てきて何を作ろうか迷ってしまいます。
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桃のデザート〜レシピ編〜
デザートの構成
⚪︎ローズマリー風味の白桃のロティ
⚪︎白桃のマーマレード
⚪︎白桃のシャーベット
⚪︎アーモンドのクリーム
⚪︎キャラメルフィアンティーヌ
レシピ
⚪︎ローズマリー風味の白桃のロティ
白桃 4個
ハチミツ(ローズマリー) 25g
バター 25g
ローズマリー(小枝) 2本
白ワイン 50g
⚪︎白桃のマーマレード
白桃 300g
バニラ 1/2
ライム果汁 10g
グラニュー糖① 20g
グラニュー糖② 52g
ペクチン 4g
⚪︎白桃のシャーベット
白桃 665g
水 115g
スクロース 130g
ブドウ糖微粉末 80g
安定剤 3g
⚪︎アーモンドのクリーム
アーモンドミルク① 250g
生クリーム(35%) 75g
レモン果汁① 5g
レモン果汁② 5g
ハチミツ 5g
アーモンドミルク② 5g
⚪︎キャラメルフィアンティーヌ
フィアンティーヌ 50g
カソナード 100g
作り方
⚪︎ローズマリー風味の白桃のロティ
1、白桃の皮を湯剥きして1/8のくし切りにします。
2、フライパンでバターを溶かし、白桃を炒めます。
3、ハチミツを加え、白桃に焼き色がつくまで炒めます。
4、白ワイン、バニラ、ローズマリーを加え、煮汁を白桃にかけながら煮詰めます。
⚪︎白桃のマーマレード
1、湯剥きした白桃をミキサーにかけピューレにします。
2、ピューレにした白桃にバニラ、ライム果汁、砂糖①を加え火にかけます。
3、沸いたらペクチンと砂糖②を加え、再び沸かします。
⚪︎白桃のシャーベット
1、砂糖の一部を安定剤と混ぜておきます。
2、水、糖類でシロップをつくります。
→40℃で糖類を加えます。
→50℃で砂糖と混ぜた安定剤を加えます。
3、85℃まで加熱します。
4、4℃まで冷やします。
5、ピューレ状にした白桃を加えます。
6、アイスクリームマシンにかけます。
⚪︎アーモンドのクリーム
1、アーモンドミルク①、生クリーム、レモン果汁①を湯煎にかけ、約1時間煮詰めます。
2、レモン果汁②、ハチミツ、アーモンドミルクを加えます。
⚪︎キャラメルフィアンティーヌ
1、カソナードを火にかけて溶かします。
2、フィアンティーヌを加えます。
3、冷めて固まったらハードプロセッサーにかけて粉末にします。
4、シリコンマットの上に4㎝×15cmの帯状に薄くの伸ばし、180℃のオーブンで溶かします。
5、完全に冷める前に方に入れてカールさせます。
盛り付け
1、皿にビニールシートを切った型を使って、アーモンドクリームを3㎝×15㎝に伸ばします。
2、キャラメルフィアンティーヌに白桃のマーマレードを絞ります。
3、絞ったマーマレードの上に白桃のロティを盛り付けます。
4、皿に伸ばしたクリームの上に3をのせます。
5、シャーベットを盛り付けます。
ローヌの白に桃のデザート
前回ローヌの白を飲んで桃のデザートを作りたいと思い、こんな構成のデザートを考えました。ローズマリー風味の桃のロティ、桃のマーマレード、桃のシャーベット、アーモンドのクリーム。そしてそれに合わせるのに選んだワインがこちら
【フランス・コート・デュ・ローヌ】 Lirac Blanc Cuvee de la Reine des Bois (IFA286)
コートドュローヌのオーガニック白ワインです。
色は濃いめ。飲む前に冷蔵庫で冷やし過ぎてしまったせいか、なかなか香りが立ってきません。しばらくするとほんのりハチミツの香りが。そして一口…ちょっとイメージと違うぞ?フルーティーで華やかなワインを想像していたのですが、木や土をイメージする素朴な味わい。それにビオワイン特有の還元臭ってヤツでしょうか。これが原因でビオワインが苦手な方もいると思います。
今回のデザートに合わせるのにはイマイチでしたが、骨格がしっかりしていて、やさしい味わいなので、出汁の効いた和食などに合わせるのは面白いかもしれません。
まぁそんな事言いながら1本空けちゃったんですけどね(笑)そして感じたのが、さすがオーガニック!! 典型的な安ワインを1本空けると次の日頭痛がひどくゲロゲロな僕も清々しい朝を迎える事ができました。ワインで悪酔いしてワインが苦手になってしまった人にはオススメな1本だと思います。
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安ウマ!ローヌの白
DOMAINE FOND CROZE CÔTES DU RHÔNE 2016 Confidence Blanc
ドメーヌ フォン クローズ コート ドュ ローヌ 2016 コンフィデンス ブラン
日本では出回ってないワインかもしれませんが、ローヌの白を1本ご紹介します。
近所のワイン屋さんで確か9€くらい(笑)
グルナッシュ 70%
マルサンヌ 15%
ヴィオニエ 15%
グラスに注ぐと桃のアロマが香ります。ヴィオニエ の香りかな?
口に含むと感じる白コショウ系のスパイスはグルナッシュ によるものでしょうか?
残る後味はブドウ本来のフレッシュな酸味。
時間が経つにつれて、スパイシーさが際立ってきました。
桃のフルーティーなアロマが気に入ったので、今度はヴィオニエ 多めの白を、桃を使ったデザートに合わせてみようと思います!
日本でも安ウマ!ローヌの白!! |
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